ファイル名でグループ分けして数百のPDFを結合する方法
最終更新: 2026年9月22日
会計ソフト、スキャナー、請求書ポータルは、どれも同じ形で書き出します。1文書につき1つのPDF、名前は日付と連番。AAAA20260921-001.pdf、AAAA20260921-002.pdf、AAAA20260921-003.pdfと、その月の営業日ごとに続きます。そこへ「1日ごとに1ファイルで」と頼まれると、結合を始める前に300個のファイルを山に分ける作業になってしまいます。
その山はすでに名前の中にあります。使い方は次のとおりです。
ルールは一文で
拡張子を外し、名前の末尾の番号を外す。残ったものがグループです。ほかに必要なものはありません。AAAA20260921-001とAAAA20260921-002はどちらもAAAA20260921になるので同じグループにまとまり、結合後のファイルはその名前になります。
区切り文字は問いません。次のどれも同じように扱われます。
invoice-001.pdf— ハイフン。会計ソフトからの書き出しでよく見る形です。invoice_1.pdf— アンダースコア。invoice (3).pdf— かっこ。同じ名前を2回ダウンロードしたときにブラウザが付ける形です。invoice7.pdf— 区切りなし。
グループ内では、その番号を数値として読んで並べます。したがって2は10より前に来て、007は単に7です。末尾に番号がないファイルは、それ自体が1つのグループになります。
ブラウザで実行する
- PDF一括結合を開きます。
- PDFをまとめて選びます。1か月分でも問題ありません。
- 見つかったグループの一覧を確認します。各行には、結合後のファイル名と、そこに入るファイル数が表示されます。
- ボタンを押します。グループごとに1つのPDFが入ったZIPが手に入ります。
少数のPDFから1つのファイルを作るだけで、順序を名前ではなく自分で決めたい場合は、PDF結合のほうが早いです。好きな順序にドラッグして、1つの文書としてダウンロードできます。
まず名前を整える
グループ分けの精度は名前の付け方で決まります。始める前にフォルダーを1分だけ見直す価値があります。
- 番号は末尾に置く。
2026-09-21-001.pdfは日付ごとにまとまり、通常はこれが望みどおりです。001-2026-09-21.pdfは連番ごとにまとまってしまい、それが目的であることはほとんどありません。 - 合わないものは一括で名前を変える。 Windowsではファイルを選んでF2を押し、新しい名前を入力します。エクスプローラーがかっこ付きで番号を振ってくれます。macOSでは選択範囲を右クリックして「名前を変更」を選びます。どちらでも、雑然とした書き出しをきれいにまとまるファイル群に変えられます。
- 大文字と小文字は区別しません。
Factura-1.pdfとFACTURA-2.pdfは同じグループになります。
できないこと
読むのは名前で、中身ではありません。間違った名前で保存された文書は間違ったグループに入りますし、外から見てそれを見抜けるツールはありません。だからこそ、何かを結合する前にグループが表示され、想定と照らし合わせられるようになっています。おかしいグループがあれば、ファイル名を直してフォルダーをもう一度置いてください。
ページそのものにも手を加えません。各PDFはそのまま結合後のファイルへコピーされるので、署名は元の位置に残り(ただし署名が保証するのは、それを付けた文書だけです)、スキャンは解像度を保ち、テキストは選択できるままです。結果がメールサーバーの上限より重いときは、あとでPDF圧縮を通してください。
何もアップロードされません
結合はあなたのブラウザ、つまり自分のデバイス上で行われます。ここではそれが普段以上に重要です。1か月分の請求書は、取引先の名前、金額、税番号といった、ウェブサイトに渡すべきでない情報の塊だからです。ページを読み込んでからインターネットを切断しても、ツールはそのまま動きます。これがいちばん簡単な確かめ方で、30秒あれば繰り返せます。確かめ方についてはそれを説明したページに詳しく書いてあります。