本人確認書類の表裏を1枚のPDFにまとめる方法
最終更新: 2026年7月7日
遅かれ早かれ、誰もが同じような依頼を受けます。「本人確認書類の表と裏を、1枚にまとめて送ってください」。口座を開設する銀行、権利証を用意する司法書士、貸主、保険会社、添付ファイルを1つしか受け付けない行政ポータル。手元のスマホには表と裏の2枚の写真があるのに、求められているきれいな1枚に仕上げる方法が思い当たらない。そんな状況です。
よくある力ずくのやり方はどれも面倒です。写真をWord文書に貼り付けて、画像が動き回るなかレイアウトと格闘する人。印刷店で書類を同じ紙に2回コピーし、それを再びスキャンする人。あるいは写真を自分宛てにメールで送り、パソコンでスクリーンショットのコラージュを作る人。すべては、ブラウザなら2分でできることのためであり、しかも本人確認書類をどこかにアップロードする必要すらないのです。
手早い方法: ブラウザで表裏を結合する
robinpdfの本人確認書類をPDFに変換するツールは、まさにこの依頼のために作られました。2枚(またはそれ以上)の写真を受け取り、上下に重ねる、横並び、あるいは自動グリッドで1枚のPDFページに配置します。スマホを手にした状態での、一連の流れは次のとおりです。
- 書類を暗く無地の面に置きます。濃い色のテーブル、黒いノート、上着など。表を撮影し、書類を裏返して、同じ距離から裏を撮影します。
- スマホのブラウザで本人確認書類をPDFにのページを開きます。
- 枠をタップして、ギャラリーから両方の写真を選びます。
- 上下に重ねるレイアウト(表が上、裏が下)を選びます。役所が期待しているのはこの形です。
- 用紙サイズを選びます。ヨーロッパや世界の大半ではA4、アメリカではUS Letterです。
- ボタンを押すと、完成したPDFがダウンロードされます。メールに添付するかポータルにアップロードすれば完了です。
ツールが代わりに処理してくれる細かい点が2つあります。どちらも、たいてい失敗の原因になる箇所だからです。1つ目は、スマホの写真には向きを示すフラグ(EXIFデータ)が付いていることが多く、これを無視するビューアがある点です。自分のスマホではきれいに見える写真が、他人のパソコンでは90度回転して届くのはそのためです。ツールはこのフラグを読み取り、画像を配置する前に回転を正します。2つ目は、各写真の縦横比を保つので、書類が引き伸ばされずカード本来の形で仕上がる点です。
本当に受理される写真の撮り方
レイアウトは簡単な部分です。差し戻しのメールは、たいてい写真そのものが原因で来ます。いくつかの習慣が、「受領しました、ありがとうございます」と「読める写しを再送してください」の差を生みます。
- 背景は必ず暗く。本人確認書類の多くは明るい色です。白い机の上では縁が消えてしまいます。暗い背景なら、輪郭がくっきりと出ます。
- フラッシュより自然光。フラッシュは書類のラミネートに反射し、顔写真や書類番号の上に光の白飛びを焼き付けます。窓辺でフラッシュを切るのが、確実な設定です。
- 真上から撮る。斜めから撮ると書類が台形になり、小さな文字がぼやけます。スマホを書類の真上に水平に構えてください。
- 枠いっぱいに、少しだけ余白を。写真のなかで書類が大きく写っているほど、ページに縮小配置しても細かい文字が鮮明に保たれます。
- 送る前に小さな文字を確認。拡大してみましょう。自分で書類番号が読めないなら、受け取る相手にも読めません。
ほかでもない、この書類こそ端末内にとどめるべき理由
本人確認書類に何が印刷されているか考えてみてください。氏名、生年月日、書類番号、顔写真、署名、時には住所。それはまさに、他人があなたになりすますのに必要なデータ一式です。1枚のJPEGに詰まった個人情報の窃取であり、両面を撮ればその危険は二重になります。どこかの「無料PDF作成」サイトにアップロードするのは、見知らぬサーバーがそれを処理し、削除し、二度と流出させないことを信じるということです。休暇の写真ならその賭けでも構いません。本人確認書類ではそうはいきません。
robinpdfはその賭けそのものを取り除きます。写真はあなた自身のブラウザ、あなた自身の端末で読み込まれ、結合されます。アップロードの工程がないので、サーバー上に写しが残らず、読み解くべき保存ポリシーもなく、流出しうるものがありません。自分で確かめることもできます。ページを読み込んでからスマホを機内モードにしても、ツールは変わらず動きます。何もどこへも移動する必要がないからです。オンラインPDFツールの見極め方についての詳しい話は、オンラインPDFツールは安全か?をご覧ください。
印刷が必要な場合
いまだに紙での提出を求める役所もあります。プリンターの設定が2つ重要で、どちらも印刷ダイアログの中に隠れています。
- 「用紙に合わせる」をオフにする。オンのままだと、プリンターがページを拡大縮小し、書類が中途半端な大きさで印刷されます。縮尺を100%に設定すれば、書類が実寸に近い寸法で出てきます。とくに司法書士などが期待するのはこれです。
- 用紙サイズをそろえる。A4でPDFを作ったならA4に印刷します。A4のレイアウトをLetterに(あるいはその逆で)印刷すると、こっそり拡大縮小されたり縁が切れたりします。
同じ手は本人確認書類以外にも幅広く使える
ブラウザが複数の写真を1ページに配置できると分かれば、このツールは日々の作業で活躍します。
- 経費の領収書。くしゃくしゃの領収書4枚を自動グリッドで1ページにまとめれば、別々の添付4つより扱いやすい。
- パスポートのページ。顔写真ページとビザページを1枚に重ねるのは、ビザ申請でよくある要件です。
- ビフォーアフターの写真。保険金請求や敷金トラブルのために、1ページに横並びで。
- 在留カード、運転免許証、健康保険証など、両面に印刷のあるものすべて。
ほかのツールとの組み合わせも快適です。役所が本人確認書類と署名済みの書式を1つのファイルで求めるなら、後からPDFを結合しましょう。ポータルにアップロード容量の小さな上限があるなら(行政サイトでは2MBの上限がいまだによくあります)、まず結果をPDFを圧縮に通してください。
ちょっとしたコツ
- 上下に重ねるのが既定なのには理由がある。縦向きのページで表を上、裏を下にした形は、銀行や司法書士が見慣れているものです。横並びは、指定された場合か横向きのときだけにしましょう。
- 先に書類を拭く。ラミネートに付いた指紋は、良い光の下では汚れとして写り込みます。
- 直すより撮り直す。2枚目の撮影は10秒で済みます。ぼやけたり白飛びした写真を編集で救えることはめったにありません。
- あまり公的でない相手に送る?相手に不要な情報は黒塗りすることを検討しましょう。
- 送信後は削除する。PDFも元の写真も、カメラロールに長く置いておくべきものではありません。
よくある質問
無料ですか? 透かしは入りますか?
はい、無料です。そして透かしなし、登録なし、ページ数の上限もありません。出来上がるのは、そのまま送れるきれいなPDFです。
本人確認書類の写真はどこかにアップロードされますか?
いいえ。写真はあなた自身の端末で、ブラウザが結合し、端末の外に出ることはありません。ページさえ読み込めば、オフラインでも使えます。
ほかのツールでは写真が横向きになったのはなぜですか?
スマホのカメラは、実際のピクセルを回転させる代わりに、回転をEXIFフラグとして記録します。そして多くのツールはこのフラグを無視します。robinpdfはこれを読み取り、向きを自動で補正します。
1ページに2枚以上の画像を入れられますか?
はい。必要な枚数だけ追加すれば、自動グリッドのレイアウトが並べてくれます。領収書や、スマホで撮った複数ページの書類に便利です。
どの用紙サイズを選べばいいですか?
ヨーロッパや世界の大半ではA4、アメリカではUS Letterです。相手が印刷する用紙に合わせましょう。迷ったら、A4のほうが国際的には安全な既定です。
書類は実寸で印刷されますか?
ほぼ実寸で印刷されます。ただし縮尺100%で「用紙に合わせる」をオフにした場合です。あくまで写真による写しであり、それこそが「本人確認書類の写しを添付」という依頼の意味するところです。